離婚を選択する・しないに関わらず、実家以外に自分達で生活を始める際、家探しの準備が必要ですが気になるポイントをご紹介。
私の場合、夫と別居するとしたら実家を頼るという選択ができなかったので、まずは家の確保が必須でした。ただ準備は必要なのか、特にシングルマザーという属性でどのような所で探したらいいのか、不安もありました。
賃貸アパートやマンションで探す？県営や市営住宅で探した方がいい？
市営・県営住宅
まずシンママ生活において安定するまでは住居費は抑えたいところ。やはり県営や市営でという考えもあると思います。
より詳しい詳細はお住まいになりたい自治体に直接聞くのが間違いがありませんが、デメリットとして申し込み条件があり、住むまで時間がかかること、希望の場所に住める可能性が低いことがあります。
お子さんが小学生以上だと学区の変更もあります。今の住んでいる市町村以外に引っ越したい場合は、その市区町村に一定期間住民票があることが前提で、いきなり他の街からの申し込みだと断られてしまいます。
特に年に数回の申し込み期間中に申請しなければならず、抽選の場合もちろんですが、落ちる可能性があります。また住めるとしても3ヶ月後になるのでタイミングを合わせないとなりません。
県営住宅で空きがありすぐに申し込みできる所があっても、希望の土地でなかったり、リフォームがされていれば良いですが写真を見たら驚くほど古かったなんてことがあります。
片親家庭を優先するということもありますが、別居の場合夫との戸籍は一緒ですので申し込み自体ができるか確認が必要です。
市営・県営住宅にマッチする方
おすすめとしては、離婚後同じ市区町村内に一定以上住んでいて、申し込み後希望の棟に抽選で通った場合は市営、県営住宅はいいなと感じました。
賃貸アパート・マンションの場合
私は離婚や引っ越してある程度落ちついてから市営などの選択肢にしようと考えたので、賃貸で探しました。時間もかからず家や土地も自分の好みで選べます。私の場合、元々引っ越しが好きなこともあり、よく不動産屋に出向き頻繁に内覧も行っていたので不動産屋に抵抗感はありませんでした。
自分にとって理想の環境を考える
片親になると育児家事をサポートしてくれる人がいれば良いですが、やはり大体自分でこなすことも多いです。
特に勤めを兼ねるとなると、お迎えがしやすい距離に保育園や幼稚園、学童があること、子供の足でも通いやすい距離の小学校、駅や買い物する場所が近隣にあるかも必要になります。それでいて治安も良い場所で家賃もお値打ちで公園もあって、、と理想を兼ね備えた物件があればベストですが
全てを選ぼうとするのはやはり経験上不可能です。なので駅までの距離や、家賃、築古、部屋の広さ、設備の新旧などやはりどこか妥協ポイントを持った方が探しやすいです。
重要なのは、子供と生活する上でどこが譲れないポイントか考えておくと探しやすいです。
安定した勤め先は必要？
正直な話、ここがメインで気になるハズです。 結論から言うと勿論職業があった方が信頼されるので、あるに越した事はありません。正社員じゃなくとも大丈夫です。ただシングルということで保証人が必要な場合も出てきます。給与以外に手当や養育費も収入に入ってきますが、基本は含まない金額で見られます。
不動産屋さんには別居であることは伏せる？
いろいろな不動産屋さんに行って話をしてみましたが、やはり始めにこちらから全て正直に伝える方が手間が省けてベストだと感じます。
不動産屋さんは様々な大家さんの条件を知っているので当てはまる物件をスムーズに紹介できるからです。私は始めにシングルマザーになる予定のこと、子供の年齢、何人いて、理想の間取り、家賃の上限、仕事の形態、年収といった不動産屋が特に知りたい情報を先に伝え、自分の属性でも審査に通過できる物件を教えてくださいと伝えます。
審査は厳しい？
審査をする会社の種類によって審査項目は異なりますが、滞納履歴などの審査と大家さんの入居審査があります。ある程度の信販の審査が通っても大家さんの審査が通らないことがあります。特に子供がいると騒音等のご近所トラブルが発生する懸念がありファミリー向けの物件でも小さなお子様がいる家庭だと審査落ちしたりもあります。
審査会社で、事情があり審査が通らない場合、URなど審査を必要としない独自の申し込み基準を持つところもあるので入居資格をお調べください。資格基準が厳しいかもしれませんが当てはまることができれば家賃の割引制度もありお得に入居可能です。
家と仕事を決める場合どちらが先？
よく仕事に関しても住所が決定しないと仕事が決まらないということがあり、ただ家を決めるにも仕事がないと審査に通らないという声もありどちらを優先したらいいだろうということを聞きます。
私としては、やはり審査や不動産屋の信頼を経て仕事の履歴書に旧住所を載せて現在引っ越しをする予定ですという旨を付けたします。
たくさん相談してみる
以上聞いてみたいことや、先立つ不安がたくさんあるかもしれませんが、親身にサポートくださる方がたくさんいます。ぜひ行政や不動産会社など相談できる人をたくさん頼ってみてください。
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